日本のワイン 産地とその特徴
残念ながら日本産のワインは海外のワインと比べまだまだ歴史が浅く、種類もそれほど多いものではないです。
しかし、海外産に負けないほど素晴らしい味わいのものも数多くあるので、日本のワインの価値は決して低いものではありません。
日本は縦に長い国であるため、同じ国内で作られていても地域によってそれぞれ異なった特徴が出てきます。
日本の北、北海道はドイツの似たような気候になることから、栽培されるブドウの品種もドイツ系のものが多くなっています。
風土としても、主に白ワインを栽培するのに適しているため白ブドウを多く生産されているのですが、近年は赤ワイン用のピノノアールという品種も注目されています。
北海道の産地といえば、余市町・空知・富良野・池田町が有名ですね。
また、日本のワインとして外せないのが山梨県。
山梨県はなんと日本最大の産地なのです。
山梨のワインで一番有名なのは甲州というブドウから作られている白ワインでしょうか。近年では世界的にも評価を受けていますね。
山梨県が日本最大の産地となっている理由としては、昼と夜の寒暖差が激しいという事だと思います。
この寒暖差こそがブドウの栽培にとって非常に都合がよく、高品質なブドウを収穫することができます。
縦に長く、北と南で大きく環境が違う日本だからこそ、多種多様なブドウの栽培ができ、特徴の違うワインが同じ国から生産される。
歴史は他よりも浅いけれど、ワインの品質、特徴の良さは海外産に負けてないと感じます。
ワインを手に取る時、日本産選択肢に入れてみてください。
海外産と違った味わいを体験できるかもしれません。