チリのワイン 産地とその特徴
ヨーロッパで生産しているワインが多いですが、南アメリカ大陸で生産している種類も少なくありません。
その一つにチリがあります。
この国は、縦に長い面積を持っていることで知られていますが、ワインを造るのにも適した土壌と言えるでしょう。
かつては、ヨーロッパ諸国の植民地として発展したところですが、それゆえにヨーロッパの影響を強く受けているのが大きな特徴になります。
どのような種類があるかといえば、基本的にはエレガントな味わいを楽しむことができる赤ワインがあります。
価格はそれほど高いものではありませんので庶民でも気軽に楽しむことができるのもポイントの一つです。
飲んだ後に十分な余韻を楽しむことができ、悪酔いしにくいのが特徴になります。
もちろん、あまりたくさんの量を飲んでしまうと悪酔いしてしまう可能性がありますが…
一方で、白ワインも人気があります。
白ワインは、赤と同じぐらいの金額になるため、やはり比較的庶民でも手に入れやすいです。
樽で熟成させているわけではなく、比較的新しい果実を使って製造しているため深みが少ないものの、ブドウのフレッシュさを感じる事ができます。
もちろん人によって感じ方はそれぞれですが、多くの場合深みよりも新鮮さを強く感じることができると思います。
チリ産のワインはタンニンによる渋みや苦味が少ないため、比較的ワイン初心者向けの産地だと感じます。
初めてワインを飲む方は本格的なフランス産ワインやイタリア産ワインよりも、チリ産のワインを選ぶと失敗が少ないと思います。