ドライ・マティーニ(Martini)
ドライ・マティーニについて
ベース | ジン |
テイスト | 辛口 |
アルコール度数 | 42% |
グラス | カクテルグラス |
スタイル | ショート |
色 | 透明 |
技法 | ステア |
ドライ・ジンとドライ・ベルモットを組み合わせたシンプルなレシピです。
使用するボトルの銘柄や材料の配分で味が大きく変化します。
ビーフィーター ジンやゴードン ジン、ボンベイ・サファイヤ ジンなど比較的手に入れやすいもので比較してみるのも面白いと思います。
多くの人を魅了しつづけており、「カクテルの王様」とも呼ばれる代表的なスタンダードカクテルです。
第二次世界大戦中にドライ・ジンの輸入が停止してしまったため、戦後のアメリカではドライ・ジンの代わりに「ベースをウォッカにしたマティーニ」が流行した歴史があります。
現在では、再びドライ・ジンがベースとなったものが主流になっています。
材料 | 分量 |
---|---|
ドライ・ジン | 4/5 |
ドライ・ベルモット | 1/5 |
グリーンオリーブ | 適量 |
レモン・ピール | 適量 |
作り方
- 材料をステアし、カクテルグラスに注ぐ
- グリーンオリーブをカクテルピンに刺し、グラスに飾る
- レモンピールを絞る
ワンポイント
使用するボトルの銘柄と比率も重要ですが、アルコールの強さと冷たさのバランスも重要だと感じます。
特に大切なのはステアの技術。
2つの材料をすばやくしっかりと混ぜ冷やし、香りを開かせていきます。
しかし決して水っぽくさせてはいけません。
氷の負担(冷やす役割)を減らすため、ボトルを冷凍庫で事前に凍らせておく方法もあります。こうすることで、ステア中に溶け出す量を少なくすることができ、仕上がりがよくなりやすくなります。
仕上げのレモンピールはグラスから少し離れたところから絞り、オイルを霧状に飛ばして、苦味が少ない部分をかけるようにするとバランスが良くなります。